幸せのクリームソーダ❤

幸せのクリームソーダ❤︎

クリームソーダを飲むあの幸せな瞬間、それは素敵な作品に出会った時の感情に似ている。わたしがすきだったり、よかったとおもうドラマ映画を紹介します。語ります!

「ビューティフル・ボーイ」

4/12に日本で公開された
主演スティーヴ・カレルティモシー・シャラメ
「ビューティフル・ボーイ(原題:Beautiful Boy)」
を劇場にて観てきました。

レディースディなので、女性のお客さんが8割ほどでした。一部では「ティモシー目当ての若い女ばかり」「マナーが悪い」と若い女性が馬鹿にされていますが、、そんな雑音は無視したいと思います。好きな映画を観ればいい。
実際遅れてきてiPhoneのライトで劇場を照らすというマナーを守れない方を私も見ましたが、マナーを守れない人間はどの世代にもいますからね。

映画の話題に戻りましょう!
ポスター、を見ていただきたいです。

ポスターは明るい感じだけど、薬やめられない話だから暗めなんだろうなと予想していましたが、暗いを通り越して私は【恐怖】を覚え(感じ)ました。
この親子に果たして絆、信頼なんてあったのかなと…
あと、ジョンレノンの曲どれなのか分からなかったです😥ごめんなさいね。
↓これらしいです。ビューティフォビューティフォビューティフォ、ビューティフルボーイ♪

あらすじ

成績優秀でスポーツ万能、将来を期待されていた学生ニックは、ふとしたきっかけで手を出したドラッグに次第にのめり込んでいく。
更生施設を抜け出したり、再発を繰り返すニックを、大きな愛と献身で見守り包み込む父親デヴィッド。
何度裏切られても、息子を信じ続けることができたのは、すべてをこえて愛している存在だから。

父と息子、それぞれの視点で書いた2冊のベストセラー回顧録を原作とした
実話に基づく愛と再生の物語。

by 公式サイトより引用映画『ビューティフル・ボーイ』公式サイト

「13の理由」脚本家

8年という長い歳月をかけてドラッグ依存を克服し、現在はNetflixの人気ドラマ「13の理由」の脚本家として活躍する人物と、彼を支え続けた家族の物語。

by 公式サイトより引用映画『ビューティフル・ボーイ』公式サイト
「13の理由」はNetflixで配信されているドラマです。脚本を手がけたニック・シェフをモデルとした映画が「ビューティフル・ボーイ」です。実話ということになります。
実は、映画は父親と息子の回顧録から作られています。ベストセラーになりました。

ティモシーシャラメ

もしかして、この記事に「ティモシーシャラメ」て検索してたどり着いた方いるんじゃないかな?😸どうも。

Timothée Chalamet
1995年生まれ。フランスとアメリカの二重国籍
まあ、これくらいにしときましょ。
過去にこんな記事も書いてます!是非。



今回の「ビューティフル・ボーイ」は薬物に手を出し落ちぶれていく青年を演じました。
ティモシーのやさぐれて落ちぶれていく演技 人間が灰になっていくようで素晴らしかったです。今回初めて彼の演技を観ました。「君の名前で僕を呼んで」「レディバード」も時間を作って早くみたいなと感じました😊

なんていうか、演じてない場面:エリートだっところのニック が想像出来る ,頭の中に映像として現れてくる そんな演技をする人だなと思いました。

あと、なんも目標がないというか、やりたいことがある人がもつ目の輝きがないのもティモシーの表情から伝わってきてすごいなあと思いました。

プロモーションでは、薬物によって落ちぶれていくティモシーが「美しい」みたいになってますが、私は間違っていると思います。
薬物に侵されている、手を出している人間は決して美しくなんてありません。危険なドラッグで身体が破壊されて自ら死に向かっていく姿が美しいはずがありません。
実際、ティモシーが薬物を使ってハイになるシーンがありましたが、何度か目を瞑ってしまうくらい観るに耐えられるものではありませんでした。
この映画が悪いわけではないんです。これが現実なんだと知ることが出来ましたから。
観客も次はニック上手くいくんじゃないかって期待するけど、やっぱり繰り返してしまって「またかい!」と落胆する、依存ってこういうことなんだとわかりました。

当事者の辛さ

薬は怖いし、それに依存してしまう人間はもっと怖い。やめられず繰り返してしまうのはもっともっと怖い。
「自分自身をコントロール出来ない」という言葉は父親や周りの人々が何度も言っていましたが、確かにそうなんだなと思いました。
でも、結局周りは助けることなんて救ってあげることなんて出来なくて。自分自身で乗り越えていくことしかないんだと考えさせられました。主人公も何度も何度も挑戦するもやめられず、「やめるわけがない」とか言っちゃってますし…



映画観てて一番胸に刻んだのは、
誰だってこうなる可能性はあるんだなということ。

周りの辛さ

映画の主軸はこちら側の人々だったんじゃないかなと思います。
落ちこぼれた人間、灰のようになっている人間をみる辛さ。
何度も何度も裏切られて、でも「家族だから!」「友人だから!」と手を差し伸べてしまう甘さ。何度も幼い頃の「ビューティフルボーイ」を思い出して、自分が大事に育てたはずなのにその子はもういない…と悲しくなる。

父「who are you?」
ニック「これが本物の僕だ
父「違う。お前じゃない」
ニック「父さんは僕をコントロールしたがる」
というやりとり、悲しすぎた😢

私も思ったことあるんだな…本当の私はこの姿なんだって。親の理想とは違うんだって。。

ニックの父親も実際に薬物を使用してみたり、専門家に聞いたり、でもうまくいかない…
最後は温かく背中に手を当てて、抱きしめるくらいしかやることは無いんだなと感じました。
「家族の依存」の悲しさが、胸にキューっときました。

こっちも誰だってこうなる可能性があるんだと思います。私も似たような経験がありますが、本当に言葉をかけれないですよ。

"everything"「すべて」

親子のキーワード“everything” 「すべて」
幼い頃の約束、父親と「ビューティフルボーイ」との約束…

また、彼がビューティフルボーイになれますように。

アマゾンスタジオ?!?!

アマゾンスタジオ?!😵
聞いたことないぞ!ってなりました、劇場で。そのまま、アマゾンが映画作ってるのかな、と想像しました。

Amazon Studios
2010年に設立されたAmazon.comの番組や映画を作成・配信を行う部門のことだそうです。
どうやらNetflixやHuluと同じようにオリジナル映画を作ってるということですね。
オリジナル作品を作るのは、Netflixが一番有名じゃないかな、Huluはどっちかっていうと日テレや海外ドラマの独占配信が多いイメージです!
今回の「ビューティフル・ボーイ」も日本で劇場公開されてますし、大成功だったんじゃないでしょうか!

映像配信ツールは今どんどん広がってますよね。
Netflixでは「ネトフリドリーム」という言葉があるくらい、人気作品に出れば一気に世界中に名前が知れ渡るわけですから、すごいコンテンツだなと感じます。
実際に私も「Orange is the new black 」で出演した女優さんが無名からインスタフォロワーが一気に増えるという現象を目の当たりにしました!

映画館より気軽に観られるしね、すごい世の中…

でも、やっぱ、劇場に特別な気持ちで行くのが最高なんだな〜❤︎❤︎❤︎