幸せのクリームソーダ❤

幸せのクリームソーダ❤︎

クリームソーダを飲むあの幸せな瞬間、それは素敵な作品に出会った時の感情に似ている。わたしがすきだったり、よかったとおもうドラマ映画を紹介します。語ります!

「いだてん 〜東京オリムピック噺〜」走り抜ける45分 【e10 真夏の夜の夢】

こんにちは😃

今日は、私が毎週楽しみに視聴している2019年NHK大河ドラマ「いだてん 〜東京オリムピック噺〜」について書いていこうと思います!😆
脚本はクドカンこと宮藤官九郎です。
毎回まるで走り抜けるかのように進む45分、テンポ感が良くて、本当にあっという間です!

たのしい時間は早く過ぎる!!

ストーリーは
日本人として初めてオリンピックに出場した マラソンの父 金栗四三
東京オリンピックを招致した 田畑政治
と2人を取り巻く
オリンピックに情熱を捧げた人々のヒストリーです。

色々なところで囁かれている、 刀を抜かない大河…
しかし、このドラマは立派な大河だと私は断言します。ヒストリーです。日本のスポーツ界を作ったヒストリーですよ!その歴史背景も勉強になります。

私が 過去に完走したのは「龍馬伝」だけです。「江」は離脱してしまいました、、
今回は絶対完走できます。
日曜日が楽しみで仕方ないですから!

今回は
第10話「真夏の夜の夢
シェイクスピア(?)
他の話でも夏目漱石坊っちゃん」など文学タイトルが登場します。「坊っちゃん」の回は実際に夏目漱石っぽい人も登場してました。面白い


あらすじ

ストックホルムに到着した四三(中村勘九郎)だが、夜になっても明るい白夜に苦しめられる。大森兵蔵(竹野内 豊)の体調が芳しくないため、四三は弥彦(生田斗真)と共に自分たちだけでトレーニングを開始。だが、外国人選手の多くが、監督の的確な指導のもと複数の選手で一緒になって練習に励む姿を見て、明らかな差と孤独に滅入っていく。ついに正気を失った弥彦がとんでもない行為に……。そのころ、「朝太」になった孝蔵も、円喬(松尾スズキ)の話術を必死に盗もうと取り組むが、そのすごさに圧倒される。

by 公式サイトより 第10回「真夏の夜の夢」 | あらすじ | NHK大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』

日本人選手として

前回、シベリア鉄道でのながーーい旅を終えた四三、三島天狗、大森夫妻。
四三と三島天狗は慣れないというか、初めての海外に戸惑ってばかり。この時代は今でいう、月に行きますって言っているくらい珍しいことだったのでしょうか。私は前回の母親との別れで涙する三島天狗の姿を見てそう思ってしまいました。

たどり着いた一向は、白夜真っ盛りのストックホルム、大森監督の持病、そして日本人選手としての孤独と戦うことになるのです。

四三はというと、ワールドレコードを出したからなのか、履いている足袋が珍しいのか、同じく初出場のポルトガルなど他の国の選手たちとコミュニケーションをとることに成功します。取材もたくさん受けます。
四三を観て感じたのは、言語はボディランゲージでもいいから伝えようとする姿勢が大切なんだなということです。

一方、三島天狗はというと、これまでエリート街道を走ってきたのに、、
記者には「大した選手じゃない」といわれたり、しまいには四三と間違われて新聞に「小さな日本人」として載ってしまいます。彼はこれをめちゃくちゃ気にします。
三島天狗はちょいナルシストですから、笑😂👺

三島天狗の涙

そして、どんどんホームシック気味になる三島天狗。
練習中も他の国のチームには、仲間、監督やコーチがいる中、日本人たった一人で練習。
競争する相手がいないから、他の国のチームの横で走ってみたり。そこでは、10秒11秒が当たり前の世界。トイレはつま先立ちしないと届かない。注目されない自分。「12秒の男 ミスター12秒。」

いろいろなことが重なって、窓から飛び降りようとする三島天狗。
この気持ち、私には正直あまり刺さりませんでした。たぶん海外に行ったことがないからだと思います。自分の伝えたいことをすべて言葉にすることができる環境(日本語でいつも話すから)にいる私にはわからかったです。海外に行ったり、長く生活した方には解る気持ちですか。同じ経験をしたことはありますか。

シクシクとトイレで号泣する、三島天狗😭
そのトイレも高くて足が届いてない、、、

そういえばこのシーン、めちゃめちゃ出てましたね、キレキレの生田斗真のボディ、笑。😂.

歴史的な一歩

壁にぶち当たった三島天狗「吸血鬼になった気分だよ。僕はもう耐えがたい。何たる恥ずかしさ。」
「らしくないと思うかね、だが本当の僕は違う。もう限界だよ」
このときのさみしそうなうるっとした目。
普段弱いところを見せられない人間が、弱音を吐きます。

そこで四三は、「なんのなんの我々は走ればよか。」
「今飛び降りたら、一生後悔する。」
「われらの一歩は日本人の一歩ばい」
「なぁ三島さん!速かろうがが遅かろうがわれらの一歩は意味があるったい!」

そして二人が抱き合うところを安仁子に勘違いされちゃうコメディシーン、、

真夏の夜の夢」。

そうはともあれ、二人の性格が正反対な分、励まし背中を押しあえるのは素敵な関係ですね。


その後の練習では、三島天狗の練習に四三が付き合って「大は小を兼ねる」的な感じで「長距離は短距離をかねる」と言う、優しいですね四三。
その言葉には、三島天狗は
「ちょっと何言ってるかわからない」と。
その笑顔がとても爽快で、なんか闇を少し取っ払えたのかな泣と嬉しくなりました。
すごく素敵な表情でしたね。
生田斗真のコメディ感の入った演技好きです。「花ざかりの君たちへ イケメンパラダイス」の中津みたいなのも最高です!

あと、「ジャパニーズモンキーダンス」とアメリカ人にからかわれても、上手くスル―できるようになり良かったです。
大森監督も体調が回復して三島天狗のサポート。
仲間に支えられて、乗り越える、素敵なストーリーやでホンマ!!
痛快男子に戻れてほんとに良かった!!!


四三がストックホルムの花をめでた歌があります。

【奮闘の 声もとどろに 吹きならす すゑでんの野に 夏花ぞ咲く】

ガイドさんに「カナクリサン ヤサシイ」て言われていました。ガイドさんの言い方めちゃ優しかった笑😌

四三の目

プラカードに描く国名を「ジャパン」ではなく、「日本」。
「日本は 日本です。」
その表記でないとオリンピックは出ないという四三。

なにか日本の歌を歌ってと言われ、「君が代」を選ぶ四三。

その力強い目、乗り越えてきたものや誇り、すべてを物語っています。
つづく


ストックホルムオリンピック開会前にも関わらず、こんな苦労があったんだと知り驚きました。
初めての道を切り開く開拓者たち、その目は未来を見つめているようでした。
加納治五郎も日本の未来の体育会のために、また大森監督がバレーボールやバスケットボールを輸入してきた行為も同様ですね。




最後に、世の中に負けるな!!
いだてん!!
走り抜け!!